民間非営利団 ゆきち

極度の貧困人口は2022年時点で約7億人。
世界には1日2.15米ドル未満、円換算で300円未満での生活を強いられている人たちがいます。
:全人類がいかなる時でも、物質的、社会的、そして経済的に十分な食糧を得る権利を持つことを保証します:
「食糧安全保障」
世界的な、栄養不足人口は、絶頂期に比べ大きく減少しましたが、悲惨なその人口は世界中に救済されないまま今この瞬間も十分な栄養を補う食事が摂れず、最悪の貧困状態から脱出する事を考える余裕もない生活を送っています。毎日の生活が命との闘いという環境を皆さんはどう考えるでしょうか?
世界にはその日を賄うために自身を犠牲にしなくてはならい状況に追い詰められている児童や、栄養不足により消耗症や脳障害に陥っている子供たちがいます。
2023年時点で5歳未満の乳幼児の死亡数は480万人、これは7秒に1人、1日に13、200人亡くなっている計算になります。死亡の原因の45%は栄養不良に関連しており、十分な栄養を摂取する事が出来ずに、肺炎やマラリア、下痢などが原因で死亡しています。この中でも最も多いのが「重篤な消耗症」による死亡です。
貧困が原因で複合的に困窮状況にある状態を、多次元貧困といいます。貧困は、生活の質に関ると同時に、健康や衣食住、教育といった人権の根本的な部分にも大きな影響を及ぼしています。
このような多次元貧困の問題に取り組む政府機関をはじめ、NPOと同じ目標を持ち、世界の貧困人口、飢饉人口の救済に向けて真剣にその支援の輪を広げていきたいと考えています。
貧困人口とは?
貧困人口とは、最低限の社会的な保障がなされずに、社会福祉全般の権利を自ら行使でき享受することができない状況下にある人たちの事をいいます。
貧困には、絶対的貧困と相対的貧困があります。
絶対的貧困は、発展途上国などの生活が貧しい国を対象としており、絶対的貧困が極めて重度な貧困にある国や地域をみるための指標です。
代表的なものに、世界銀行が定める、国際貧困ライン指数のほかに多次元貧困指数(MPI)やベーシック・ニーズ・アプローチが代表的な指標として、極度な貧困を判断するための指標として用いられています。
国際貧困ラインは、、世界銀行がインフレ率や各国の購買力平価(平価とはある国と他の国との貨幣の価値を比べた事)などを考慮して定期的に見直されている数値で、2019年の1.90米ドル未満から2022年に2.15米ドル未満に水準が見直され、(国連換算レートで300円)この基準を下回って生活を送る人たちの事を極度の貧困状態であるとしています。
多次元貧困指数は、所得以外に、健康、教育、医療などの複合的な側面から貧困の実態を把握するための指数
ベーシック・ニーズ・アプローチは、水、、衛生、医療、教育といった社会的なサービスが利用でき、雇用や社会参画が保障されている状況を「最低限の生活水準」であると定義する指標です。
これらの指標を下回る状態を「最低な社会的サービスの保障が十分に受ける事ができない環境下で生活している状態である事を表し、世界中には生活をしていく上で必要な衣食住や社会的サービスを受ける事ができない暮らしを強いらる約7億人が極度な貧困状態で生活を送っています。
貧困の悪循環は、このような複数の要因が重なり、極度の貧困として表面化しています。
栄養不足や疫病によって死亡した人たちも、予防や対策ができれば、助かるはずの命なのです。
このように、貧困という問題は、社会的なシステムの欠陥によるところも大きいのです。
〇十分な教育を受ける事ができない
〇不衛生な環境での生活
〇災害による農作物への影響
〇紛争による、経済危機
〇医療や保健のサービスをうけることができない
〇労働と社会参画ができない
などの問題が多い国は、連鎖的な影響により貧困の長期化に繋がっています。
多次元的貧困は、複合的な原因を解決するという事は、基本からの構築である事から、その成果を見通すことは非常に難しいと言えます。先進国である日本でも、貧困率は(相対的貧困は)未だに高い状態が続いていおり、貧困という問題は「格差による不平等」として、深刻な問題となっています。
多次元的貧困という複数の側面により貧困状態を強いられている人たちを支援するために、私達に何ができるかを考え、行動に移していかなければなりません。


